よくあるご質問

バリアの内部抵抗について考慮する必要があります。
又バリアの内部抵抗と同様のリレー抵抗を選択する必要があります。
この意味は、リレーコイルに掛ける電圧は、バリア供給電圧の半分となります。（12V）例　12V　400Ωリレーコイルとなります。

Rt (Total resistance) = Rb (Resistance of barrier) + Rc (Resistance of coil)
Isupply (Current flowing in circuit) = Vsupply / Rt
Vc (Voltage at coil) = Rc x Isupply.

あるいはMTL774x製品を使用すれば電圧フリー接点で安全場所の機器を操作できます。

MTLのデータシートにツェナーバリア安全保持定格を見て下さい。
電圧、抵抗、電流のみです。フィールド機器の認定書には電力が書かれております。
（TIISの場合記載されておりますのでその値を順守願います。）
バリア電力値は現場機器の値よりも超えない必要があります。
最大電力はフィールド側と安全場所間の負荷抵抗と電流源が等しい時最大値となります。
これをマッチ電力（Matched power）と呼びます。
これは、最悪のケースでバリアからの電力出力計算に使います。
下記計算を参照願います。

Matched Power = Voc x Isc / 4 (W)

一般的なDC24VバリアMTL7728+を安全保持定格28V,93mAの場合。

28 x 0.093 = 2.604
2.604 / 4 = 0.651W